
夏こそ意識したい!薬膳を身近に取り入れる方法
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夏は冷たい飲み物がおいしく感じられる季節です。バーベキューや旅行など、お酒を飲む機会が増える方もいるでしょう。しかし、夏はいつも「体がだるい」「食欲がない」「朝起きたら疲れが残っている」と感じる方も増えます。
夏は気温や湿度が高く、大量の汗をかくことで体内の水分やミネラルが失われやすい季節です。また、冷房の効いた室内と屋外の温度差や、冷たい飲食物の摂り過ぎは、胃腸にも負担がかかりやすくなります。
薬膳では、夏は「暑さ」によって体のエネルギーや潤いが消耗しやすい時期と考えられています。そのため、お酒を飲む方は、飲み方や食べ合わせを少し工夫し、体への負担に配慮することが大切です。今回は、お酒を飲むときに取り入れたい、薬膳を身近に取り入れる方法についてご紹介します。
夏に楽しくお酒を飲む方法
夏でもおいしくお酒を楽しみたい方や、快適に過ごしたい方は、次のポイントを意識してみましょう。
空腹のまま飲み始めない
仕事終わりやイベントでは、お腹が空いた状態で最初の一杯を飲むこともあるでしょう。しかし、空腹時はアルコールの吸収が速くなり、酔いが回りやすくなることがあります。また、お酒だけで満腹感を得てしまい、十分に食事が摂れなくなることも少なくありません。
まずは、枝豆や冷ややっこ、サラダ、蒸し鶏など、軽く食べられる料理を口にしてから飲み始めるのがおすすめです。食事と一緒に楽しむことで、飲み過ぎの予防にもつながります。
薬膳では、お酒も食事の一部として考えます。ゆっくりお酒を楽しみたいときは、少しずつ楽しむ紹興酒などもいいでしょう。空腹のまま飲むのではなく、料理と一緒にゆっくり楽しむことを心がけましょう。
宝酒造 【なめらかなコクのある味わい】紹興酒
食事と一緒に、少しずつゆっくりお酒を楽しみたいときの選択肢として紹介した紹興酒です。
「お酒1杯に水1杯」を習慣に
夏は汗をかくだけで水分が失われます。さらにアルコールを飲むときは、水分補給がおろそかになりがちです。その結果、翌日に喉の渇きや体の重だるさを感じることもあります。
そこで意識したいのが「チェイサー」です。お酒を1杯飲んだら、水も1杯飲むことを習慣にしてみましょう。体内の水分補給になるだけでなく、お酒を飲むペースが自然とゆっくりになり、飲み過ぎを防ぎやすくなります。炭酸水や常温の水、麦茶などを用意しておくのもよいでしょう。
さっぱりとした風味のお酒もおすすめです。梅酒は爽やかな酸味と香りが楽しめるお酒です。香りの良いお酒は気分転換にもなります。一口ずつ味わいながら楽しむことで、飲み過ぎを防ぐことにもつながります。
冷たい料理を控える工夫を
夏はビールに枝豆、冷やし中華、そうめんなど、冷たい料理が中心になりがちです。
もちろん暑い日に冷たい料理を楽しむことは悪いことではありません。しかし、そればかりが続くと、胃腸に負担がかかる場合があります。冷たい料理を食べるときは、一緒に温かい食べ物を摂るようにしましょう。薬膳では、ねぎやしょうがは体を温める食材として扱われます。
例えば、次のような組み合わせがあります。
| 冷たい料理 | 組み合わせの例 |
|---|---|
| 冷やし中華 | 温かいスープを添える |
| そうめん | ネギやしょうがなど、薬膳で体を温めるとされる食材を組み合わせる |
| 冷ややっこ | 焼き魚や蒸し野菜を加える |
など、一品だけでも温かい料理を取り入れると、食事のバランスが整いやすくなります。
夏の薬味を摂り入れる
暑くなると食欲が落ち、「何を食べてもおいしく感じない」という日もあります。もしかしたら胃腸が弱っているのかもしれません。そんなときは、香りのよい薬味を活用してみましょう。薬膳では、こうした香味野菜を料理に添えて季節の養生に役立てることがあります。
おすすめなのは、
- しょうが
- 青じそ
- みょうが
- ねぎ
- 大葉
などです。
そうめんや冷ややっこ、焼き魚、サラダなどに添えるだけで風味が増し、さっぱりと食べやすくなります。冷蔵庫に常備しておけば、いつでも手軽に取り入れられます。
おつまみ選びもひと工夫
お酒を飲むときは、つい揚げ物やポテトフライばかり注文してしまいませんか?薬膳では、脂っこいものを摂りすぎると、体の重だるさにつながりやすく、体に熱がこもりやすくなると考えます。もちろん好きなものを楽しむことも大切ですが、おつまみの組み合わせを少し工夫すると、食事全体のバランスが整います。
| 場面 | 取り入れたい料理 |
|---|---|
| 暑いとき |
|
| お酒を飲むとき |
|
などを取り入れると、野菜やたんぱく質も一緒に摂りやすくなります。「最初の一品は野菜料理にする」と決めておくだけでも、食事全体のバランスを整えやすくなります。
クランド ねこのさけ 梅酒 500ml 完熟南高梅
梅の酸味や香りを楽しみながら、一口ずつゆっくり味わいたいときの選択肢として紹介した梅酒です。
飲んだ翌日は胃腸をいたわる
飲んだ日の翌日は、胃腸も少し疲れていることがあります。そんな日は無理にボリュームのある食事を摂るよりも、体調に合わせて消化のよいものを選ぶのがおすすめです。
薬膳では、お酒を飲み過ぎた翌日は胃腸に負担がかかり、水分代謝も乱れやすいと考えます。そのため、胃腸を休ませながら水分補給を行うことが大切です。
例えば、
- おかゆ
- 雑炊
- うどん
- 野菜スープ
- 豆腐料理
- 白身魚
などです。また、水分をこまめに補給し、十分な睡眠をとることも大切です。
「楽しむ」と「いたわる」のバランスを
薬膳というと、「あれはダメ」「これは食べてはいけない」と思われがちですが、本来は毎日の暮らしの中で無理なく続けるためのものです。大切なのは、
- 水も一緒に飲む
- 食事と一緒に楽しむ
- 野菜や薬味を取り入れる
- 飲み過ぎた翌日は胃腸を休ませる
といった小さな工夫を積み重ねることです。
まとめ
夏は暑さや冷房、冷たい飲食物などによって体調を崩しやすい季節です。だからこそ、お酒を我慢するのではなく、どう付き合うかを意識してみましょう。薬膳では、お酒の飲み過ぎは胃腸に負担をかけ、体に必要な潤いである水分を消耗すると考えます。そのため、お酒を楽しむ際は適量を心がけ、水分補給を忘れないことが大切です。毎日のちょっとした工夫を取り入れながら、おいしく、心地よい夏を過ごしてみてはいかがでしょうか。
【ライタープロフィール】
漢方薬膳の専門家。季節に合わせた体調管理や、食材の特徴を生かした養生の考え方を発信しています。イベントや商品開発など、幅広い分野で活動中。所持資格:国際中医師(国際中医専門員)・医薬品登録販売者・漢方養生指導士・薬機法管理者・食品衛生責任者。
※本記事は特定の商品の効果を保証するものではありません。
※疾病のある方、妊娠中の方は医師にご相談ください。
※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されています。
※ご家庭で漬け込み酒を作る場合、アルコール分20度以上のもので、かつ、酒税が課税済みのものに限ります。詳細は、国税庁Webサイトをご参照ください。
